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時代遅れの新人研修!新宿の路上で名刺交換を求められた私が、あえて断ったブラックな裏側

昔、東京にいた時、仕事帰りで起こったことが、今でも印象に残っている。

私自身は、その行為をやらされたことはないが、逆に声をかけられたことは何度もある。

今思い出しても、相手がとても気の毒であった。

今だとパワハラで訴えられてもよいかもしれない。

街頭を歩いていると、突然名刺交換してと声をかけられた時の話

記憶が正しければ、2014〜2015年ごろのことである。

仕事が終わり、オフィスから新宿駅まで歩いていたとき、突然スーツ姿の若い男性から声をかけられた。

見るからに新入社員だと一目でわかる姿。 「研修中で名刺の交換をしており、声をかけさせてもらいました。よろしければ名刺交換をしていただけませんか?」

私自身、これまで3〜4度ほど同様の声をかけられたことがある。 無茶なことをやらされてかわいそうだなとは思いつつも、私は全て断った。

当時、私は金融機関に勤めており、個人情報の管理は耳にタコができるほど厳しく言われていたからだ。

ましてや、路上で声をかけてきた見ず知らずの人間に、自分の身分を証明するものを渡すリスクなど、考えるまでもない。

なぜ新人に街頭で名刺交換の研修をやらせているのか?

まるで飛び込み営業と変わらないようなスパルタな研修、実際に目の当たりにした時は、いまだにこんな研修やらせている企業があるのかと驚いた。

やらされている新入社員も気の毒でならない。

一昔前であれば、いきなり声をかけて名刺交換するなんて行動も許されていたかもしれない。

でも、飛び込み営業と変わらないようなやり方は、ネット社会が発達している現在では、非効率ではないだろうか。

それにも関わらず、新入社員にこういう研修を課しているのはなぜか?

考えられることとしては、次のような理由ではないだろうか

  1. 新入社員の度胸づけ(洗脳)
  2. 企業・個人情報が入手できる

新入社員の度胸づけ

こういう飛び込みで名刺交換をさせるのは、建前としては新入社員に対して気合を入れさせるためで、きっと、昔から続いている行事の一環みたいなものなのだろう。

特に経営者が年配者だったり、古い体質の企業だと、もう恒例行事なのかな。

見ず知らずの人間に、いきなり声をかけるというのはかなり勇気がいる。

最初は緊張もあり躊躇しますが、不思議なもので何度かやると、感覚が麻痺するのか、慣れてしまうのかもしれない。

ヒッチハイクやナンパのようなものを考えればわかりやすいかな?

断られるが当たり前だし、やらないと上司にドヤされるから、もはや機械的になるのだろう。

今の時代、内気で人見知りが多い若者が多いことを考えれば、有効な研修と言えなくもないが、もっと他にやり方があるような気がする。

企業・個人情報が入手できる

新人の度胸づけというのは建前で、会社として本当に欲しいのは名刺に書かれている情報である。

先ほども述べた通り、今は個人情報の管理や企業コンプライアンスがうるさく言われる時代、取引先や顧客情報を得ることは難しくなっている。

昔は緩かったので、比較的簡単に名刺交換もできたのだろうが、今はそうはいかない。

企業側も管理が厳重になり、部外者はオフィスに入ることすらできないから、飛び込み営業もなかなかできない。

だから、研修という名目で、新人を使って情報を得ようとしているのだろう。

 

40~60代ぐらいの世代であれば、自分たちが新人の時に同じようなことを経験した人もいるかもしれない。

その世代の会社員に声かけすれば、情に流され名刺交換してもらえる可能性もある。

それを新人にやらせて、上層部は楽して顧客リストを作ろうとしているのだから、なんともあざといやり口である。

街頭でいきなり名刺交換させる研修はもはや時代遅れ

新人研修としての街頭での名刺交換、新入社員の精神修行としてはいいかもしれないが、一つ間違えるとパワハラである。

例えば、100人と名刺交換するまで帰れないなど、無茶なノルマを課したりすれば一発アウト!

今の時代にこんな研修をしていること自体、もうブラック企業認定だろう。

 

いまだにこんな研修がまかり通っているなんて、会社の体質が古く、時代に合わせて進化できていないだけ。

当然売り上げも下がるし、いずれ立ち行かなくなり倒産する可能性だってあり得る。

 

あれから10年くらい経つが、札幌に引越してからは、今のところ突然名刺交換してくれなど声をかけられたことはない。

多分スーツを着ていないからかもしれないからだと思うが、いまだにそういうことする会社って残ってるのだろうか?

自分はこうならないようにと、反面教師にしながら生活しているのであった。