今回はスポーツジムでトレーニングを始めたばかり頃の話です。
体重が増え、健康診断でも指摘されてしまい、意を決してスポーツジムに通い始めたのが2015年のことです。
最初の頃は、今までの運動不足で衰えた体を目覚めさせるために、メニューも比較的ウェイト(負荷)を緩めにしていました。
でも、中学・高校と体育会系にいたおかげか、思ったよりも体が動くようになりました。
その後、徐々に筋トレもハードに、ジョギングの速度・時間を延ばしていくようになりました。
何十年か振りに懸垂にチャレンジした結果・・・
いつも通りトレーニングをしていたある日、本格的な筋トレなどを行うコーナー(フリーウェイトゾーン)のとある器具が目につきました。
ジムに通っている方なら、こういう器具が置いてあるのを目にしたことがあるでしょう。
当時はバーベルでトレーニングはしていませんでしたが、注目したのは懸垂をするためのグリップです。
ちょうど誰も使っていなかったので、なんとなく久々に懸垂をしてみようかなという気分になり、チャレンジをしてみました。
その結果は・・・、
1回もできませんでした。
モノの見事に撃沈しました(泣)
学生時代は普通に10回ぐらいはできていたのに、ここまで体力が落ちているとは・・・、
いくらブランクがあったとはいえ結構ショックでした。
長年運動をしていなかったことで、筋力は落ち、体重も増えていたため、持ち上げることができなかったのです。
余談ですが、最近の筋トレはエクササイズをのことを英語でいうことが多くなりました。
腕立て伏せはプッシュアップ、腹筋はクランチやシットアップなど。
懸垂も最近はチンニングと言われることが多くなっております。
(まあ、どちらでも通じるので、呼び方は好きな方で良いのですが)
数ヶ月後に再度チャレンジ!
懸垂。
小学生や中学生のときに体育の授業やスポーツテスト(体力テスト)で行ったことがあるのではないでしょうか?
できなかったことは結構ショックでした。
しかし、今の自分が置かれている状況もハッキリわかりました。
焦ってもどうしようもないので、とにかく地道にトレーニングを続け、体重を落とし筋力をつけていくしかありません。
そして、2ヶ月か3ヶ月後かはハッキリしないのですが、またふと思い立って、再度懸垂に挑戦しました。
今度は見事にできました!
回数は5回程度で精一杯でしたが、全く持ち上がらなかった自分の体がふわっと浮き上がった時にはホッとしました。
衰えていた体が少しづつ、よみがえってきたと実感できた瞬間でもありました!
時々、懸垂(チンニング)にチャレンジして筋力がどれぐらいなのかのバロメーターに!
以上のような体験があり、いまでも時々、チンニング(懸垂)に取り組むようにしています。
今では、なんとか10回はこなせるようになりました!
ちなみにチンニング(懸垂)は腕の力と胸筋で持ち上げるようなイメージがあったのですが、実は背筋(広背筋)の力が大きく作用するトレーニングなのです。
そのため、背中の筋肉を鍛えるメニューとして取り入れられております。
(もちろん腕と胸筋の使っておりますので、上半身を鍛えるのにも効果があります。)
背中の筋肉が気になる方はメニューの1つとして取り入れてみるのも良いでしょう。
もし、普通のチンニングで持ち上がらない場合は、画像のように、斜め懸垂を行うのも効果的です。
特に学生時代に運動部に所属していた男性は、今でも懸垂ができるかどうか、機会があれば試してみるのも悪くないと思います。
その時は仮にできなくても、筋トレを続けていれば、必ず出来る様になります!
私自身も40を過ぎてチャレンジしてできるようになりましたので大丈夫ですよ。