私が外仕事をしている現場で、週末に事務ミスが残念ながら発生してしまった。明らかにこちら側のミスであるため顧客にも迷惑がかかってしまった。
ミスそのものは、なんとかカバーして無事に解決したものの、週明けの月曜に大騒ぎになってしまい、なぜかそのチームを担当している私が顛末書(要は報告書みたいなもの)を作成することになってしまった。
本来、こういう報告は、その業務を管轄しているクライアント側の社員が担当するものだが、手が回らないのか私に作ってと泣きつかれてしまった。
幸い、前職でこの手の書類は嫌というほど作成していたので、ミス発生の経緯から、原因、再発防止策という流れて、取り急ぎ速報版を作成し、社員に提出した。そして、あたかもその社員が自ら作成したかのごとく、上長に提出していた。
別にその社員とは普段からよくしてもらっているので、自分の手柄を取ったとか、そういうことを言うつもりは一切ない、多分その社員も責任者として自分の名前を記載したのだろう。
要は、クライアント側も人員不足で、複数業務を1人で担当しなければならずてんてこ舞いということ。それ以外の部分は私のような出向したパートナーや派遣社員・パートに頼らないといけない。つまり、ほとんどの企業では人件費を削減するために非正規の人間に頼らざるを得ない状況なのである。
正直、私の今の立場と報酬で、本来責任者などが作成すべき顛末書を作るなど割に合わないのである。今回は自分が所属する出稿元のメンバーがミスしたため仕方なく作成したが、そろそろそういう役割も若手に譲りたい。でも、なかなかそういう人いないのですよね、いつまでもアラフィフの私にそういうことやらせないで欲しいものだと思うのである。
そうか、こういう事こそ、発生経緯や入力データなど生成AIに読み込ませて、顛末書を作成して貰えばよかったなあ。もう少ししたら、私の権限でも使えるようになるはずなので、次回からはそうしよう。