エゾシカの肉を食べられる飲食店はさほど多くないのかも

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新札幌方面に用事があって、終わった後にお腹が空いたのでご飯を食べようと思い、以前から気になっていたエゾシカの肉を使った丼を出す店に行くことにした。

新札幌駅の駅ビル「サンピアザ」にあるフードコートに岩井畜産という店があり、早速向かう。

畜産のお店なので、豚肉や鶏肉を使ったメニューも豊富で、特に豚丼が人気があるのだが、そんな中に混ざってエゾシカの肉を使った料理もある。

北海道はエゾシカが有名だが、実はシカ肉を提供している店は少なく、私も何年か前にどこかの居酒屋(確かすすきのラフィラにあった炎だった記憶が)でエゾシカの串焼きを食べたくらいである。なので、随分と久しぶりにエゾシカを食べるので、密かに楽しみにしていた。

店について、今回は「えぞ丼」というエゾシカ肉をすき焼き風に味付けした料理を注文、出来上がったので冒頭の写真のものである。

これで税込858円、ご飯大盛り無料と、値段はリーズナブルである。

味付けは一味か山椒をどうぞと勧められ、牛丼の時と同じ感覚で一味を振って食べることにした。

使っているのはバラ肉のせいか、少し脂が多めであったけれども、肉の味自体は意外とあっさりして食べやすかった。牛肉の赤身をさらに淡白にした感じといえばいいかな。

すき焼き風なので、実際には結構濃いめの味付けであったけど、普通においしく、お腹も空いていたこともあり、美味しくいただいた。イメージとしてはちょっと贅沢な牛丼という感じかな。

エゾシカ肉は、豚や鶏と違い、いわゆる野生のものを処理して提供するので、手間がかかる分、流通も少ないため札幌でもエゾシカを扱っている店は少ないと思われる。色々な問題はあるが、せっかくならばもっとエゾシカが流通して取り扱う店が増えるといいなと密かに願うばかりである。

今回食べにいった岩井畜産の店は新札幌で、私が住んでいる場所からは遠いため頻繁に食べに行けないが、チャンスがあれば次回はエゾシカのザンギ定食を食べてみたい。

店の情報、メニュー等は以下のサイトを参照。