今回は食卓に並ぶ身近な食材、納豆の話題です。
北海道で納豆を食べてみたら、今まで食べていたものとの違いに驚かされました!
素材の違いはこういうところにも出てくるのかとびっくりです。
明らかに豆が違う!北海道産大豆のうまさ
納豆は、あの独特の匂いとネバネバで人によっては好き嫌いが分かれる食べ物です。
かくいう私も中学生になるまでは食べることができなかったのですが、いつの間にか口にできるようになりました。
今では2~3日に1度は普通に食べています。
昔は味にそれほどこだわりはなかったのですが、食べていくうちに好きなメーカーや食べ方などにこだわりが出てくるものです。
今、一般に売られている納豆というのは、大きく分けて海外産(主にアメリカ産)か国産の豆で作るかという違いがあります。
やはり海外産の方が安いです。
しかし、お豆そのものの味は間違いなく国産がおいしいです。
豆の柔らかさ、甘みともに比べ物になりません。
そして使われている国産大豆は、ほぼ北海道産です!
国産の美味しさを知ってからは、変に硬い海外産のものはいくら激安でも買わなくなりますね。
超高級品を除けば3パックで売っているものの値段差は30円程度です。
それぐらいなら、おいしいものを選びますね。
東京にいたころは、近所のスーパーには、おかめ納豆のタカノフーズかミツカンが目立って並んでいました。
そんな中、自分はあづま食品の納豆が好みでよく食べていました。
3パック100円くらいの北海道産大豆100%使用小粒納豆が美味しいです。
北海道で売られている納豆の味にびっくり
北海道に移住してから、納豆を食べようと買いものに出かけた時のこと。
スーパーなどに行くと、東京とはやはり商品ラインナップが違い、やはり地元企業のものが多く並んでいます。
(おかめ納豆のタカノフーズなど大手のものも一部おいてありました。)
地元産のものは、やはりご当地ということもあり、ほとんどが北海道産の大豆を使った商品が多いです。
驚くのはその安さ!
普通に3パック100円で売られています。
セールになると78円や88円になることも!
国産で88円なんて聞いたことありませんから、やはり北海道は違いますね。
納豆を選ぶのも楽しくなりそうです。
まだ、全てのものを食べたわけではありませんが、食べたものの中から、おいしかったものを2つ取り上げます。
オシキリ食品「十勝納豆」
江別市にあるオシキリ食品から販売されているものの1つです。
商品のラインナップも充実しており、同じ大豆でも十勝産、江別産、旭川産など細かく分かれております。
粒が大きく、味もしっかりしております。
小粒タイプのものも売られています。
少し固めかもしれませんが、海外産のように干からびた感じはなく、身がしっかり詰まっており、食べ応えありです。
株式会社豆蔵「ミスニセコ」
札幌市にある豆蔵というメーカーで販売されているものの1つです。
豆蔵は2012年の全国納豆鑑評会(全国納豆協同組合連合会主催)で最優秀賞に輝いたこともあるほどのメーカーで、ファンも多いそうです。
ここのミスニセコを食べた時、こんな納豆今まで食べたことないというぐらい、豆そのものの甘みがありました。
程よいふっくら感があり、驚きました。
納豆が好きな方には是非1度はこちにしてもらいたいぐらいです。
とにかく大豆が違いました!
実際に感じた北海道のメーカーで作られている納豆の特徴
まだ、全ての納豆を食べたわけではありませんが、実際に食べてみて、他の地域(主に関東)と違う特徴を2つ感じました。
豆が大粒
本州で買っていた時は、パッケージに大粒と書いていない限りは、まあまあ小粒に近い豆の大きさだったのですが、北海道のメーカーのものは、普通に売っているものが結構大粒です。
実は小粒のものが好きである自分としては多少戸惑いましたが、実際に食べてみると、大粒のものの方が食べ応えがあり、全く問題ありませんでした。
やはり地元産のものを使えるというのが強みなのでしょうね。
もちろん、普通に小粒のものも売られています。
パックにからしが付いていないものが多い
これは本当に驚きました。
東京で買っていた時はからしが付いているのが当たり前で、必ず入れて食べておりました。
おそらく、昔は付いていたのでしょうが、こちらで食べる納豆はそれを感じさせる臭みはありません。
実際にカラシなしで、とても美味しく食べられました。
豆の品質や保存技術の向上で、カラシをつける必要がなくなったということなのだと思います。
まさか、納豆で地域の違いを感じるとは予想していませんでした。
実は身近な食べ物こそ、それだけ奥深く、今後も色々は発見がありそうです。
道内の土産店でも、納豆をおみやげ用に売っていいぐらいです。