先日、あるラジオ番組で童謡の話題になっていたのですが、そこでカラスの歌についての話になりました。
「カ〜ラ〜ス、なぜ鳴くの〜」と始まる有名な童謡ですが、実は志村けんさんのせいで、間違った認識を持っている人がいるという、嘘のような本当の話がありました。
改めて、志村けんさんの影響力の大きさを知ることになるとは思いませんでした。
カラスについての間違った認識は志村けんのあの歌のせい?
「カラスなぜ鳴くの〜カラスの勝手でしょ〜」 pic.twitter.com/mJEtsOynqD
— ゆーき (@r31skyline_) December 30, 2020
8時だョ!全員集合で志村けんさんのカラスの歌がブームになっていた1980年代前半。
当時小学生だった世代は、これがバカウケしていました。
今でもこの歌は「カラスの勝手でしょ〜」が正解だと思っているくらいです(笑)
しかし、最近になって驚いたのが、このカラスの歌が、今の若い世代に色々と誤って認識されているという事実です。
- カラスの童謡の正式なタイトルが「七つの子」だということを知らない
- 七つの子の歌詞は「カラスの勝手でしょ〜」が正しいと思われている
80年代当時に合唱していた世代は、この歌が七つの子で「カラス、なぜ鳴くの、カラスは山に、可愛い七つの子があるからよ」が正しい歌詞というのをおそらく知っています。
しかし最近の子供、20代くらいの世代でも、正しい歌詞を知らず「カラスの勝手でしょ〜」が正しい歌詞と思っている人が結構いるのだそうです。
(実際にあるラジオ番組でも、20代の子がそう言っていたので)
さらに曲名(タイトル)を「七つの子」だというのも知らないという声が多いようで、カラスの歌と認識されているようです。
曲名はいいとして、歌詞が「カラスの勝手でしょ〜」が替え歌が流行ってから40年以上も歌い継がれているのは、ある意味すごいですね。
もともとは志村けんさんが近所の小学生が歌っていたのをテレビで歌ったのが始まりですが、ここまでブームになるとは思ってもいなかったでしょう。
ちなみも、全員集合で出てくるカラスですが、くちばしが黄色いのが特徴なので、これが正しい姿と勘違いするケースもあったかもしれません。
体が黒くてクチバシが黄色なのは九官鳥ですね。
全員集合で志村けんが歌った替え歌は当時の小学生が大合唱!
カラスなぜ鳴くのカラスの勝手でしょ〜
…こっちが泣きたいよ志村けん… pic.twitter.com/Z3CG7kcv31— sho_chang. (@ak1a_a2w0a_s3an) March 30, 2020
カラスの替え歌が流行った1980年代前半当時、他にも流行った替え歌がありました。
ぞうさんの歌です。
「おはなが長いので、そうよ母さんも長いのよ」というのも「そうよちんちんも長いのよ」と思いっきり歌っていました。
小学生はうんことちんちんというだけでバカウケするので、当時も話題になりました。
それでもカラスの方が後々まで語り継がれているのですが、ぞうさんの歌もかなり流行っていたはずです。
学校の音楽の授業などで替え歌を歌ってしまう子供が続出し、先生や親からすごく怒られた記憶がある方もいるのではないでしょか。
流石に露骨すぎて、テレビでも志村さんはあまり歌わなくなりましたね。
今だったら絶対に放送できないでしょうけど(笑)
40年経ってもカラスやぞうさんの替え歌が歌い継がれているのは、間違いなく志村けんさんやドリフの影響力、改めてその大きさを実感します。
amazonプライムビデオで全員集合を見ることができますが、今でも笑い転げてしまいますね。