MacBookProのバッテリー膨張で修理に出したら無料で交換対応してもらえた話

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2017年に買ったMacBookProの本体が膨らんでしまい、ピッタリ閉じることもできず、スキマができてしまいました。

ノートパソコン本体も異常に熱を帯びており、調べてみるとバッテリーが怪しいことがわかり、このままでは危険なので修理に出すことにしました。

しかし、保証期間が過ぎており、AppleCareにも入っていなかったので、どれぐらい費用がかかるのか気になります。

それでも新品のノートパソコンを買うよりは安いため、意を決して修理に持ち込んだところ、なんと無料で交換してもらうことができました。

どうやらバッテリーについては、保証期間が過ぎていても場合により無償対応してもらえるようです。

今回はMacBookProのバッテリーが膨張したのを発見し、修理に出して戻ってくるまでの経緯をまとめました。

MacBookProのバッテリーが膨張し交換のメッセージが!

冒頭の写真の通り、修理に出す3ヶ月近く前から異常は感じておりました。

本体をデスクにおいても、真ん中が膨らんでいるため、浮いてしまうのです。

 

さらによくみると、横がパカっと開いていました。

それまでは、止まる事もなかったのでダマシダマシ使っていたのですが、こんな風になると、いつ爆発するかもわかりません(笑)

さらにバッテリーのメッセージを確認すると「バッテリーの交換修理」と出ていました。

Appleの公式サイトによると、完全にバッテリーがダメになっている状態でした。

メニューバーのバッテリー状況

  • 正常:バッテリーは正常に機能しています。
  • 間もなく交換:バッテリーは正常に機能していますが、蓄電能力が新品時と比較して低下しています。メニューバーに表示されるバッテリー状況を定期的に確認し、バッテリーの状態に気を配っておいてください。
  • 今すぐ交換:バッテリーは正常に機能していますが、蓄電能力が新品時と比較して大幅に低下しています。コンピュータを使い続けても安全面に支障はありませんが、充電能力の低下のせいで作業効率が悪くなるようであれば、Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにお持ちください。
  • バッテリーの交換修理:バッテリーは正常に機能していません。適正な電源アダプタに接続している間は Mac を問題なくお使いいただけますが、できるだけ早く Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにお持ちください。

Appleのサポートページより引用>

MacBookProバッテリー交換の想定費用

こんな状態になると、いつ壊れてもおかしくありません。

このMacBookProを使うのをやめ、予備で持っているMacBookAirに切り替えました。

 

さて、このMacBookProをどうしようと悩むことになります。

購入したのが2017年10月か11月ごろで、AppleCareにも加入しておりません。

当然保証期間外です。

Appleのサポートページでバッテリーの交換修理にどれぐらいかかるのかを調べると、次の通りです。

11 インチ/13 インチ MacBook Air
対象となるすべてのモデル
12,800 円
13 インチ/15 インチ MacBook Pro
対象となるすべてのモデル
12,800 円
12 インチ MacBook
対象となるすべてのモデル
19,800 円
13 インチ/15 インチ MacBook Pro Retina ディスプレイ
対象となるすべてのモデル
19,800 円

Macの修理サービスのページより引用、価格は税抜>

該当のMacBookProは2017後期モデルでRetinaディスプレイです。

税込でおおよそ2万円ほどかかることになります。

当初はちょっと高いなあと修理を諦めたのですが、それでも新品のノートパソコンを買うよりは安いです。

 

その後、さらに調べると「13インチMacBookPro(TouchBar非搭載)バッテリー交換プログラム」なるものを見つけました。

もしかすると、修理に出すMacBookProが当てはまるかもと対象製品に該当するかチェックしたのですが、当てはまりませんでした。

それでも、もしかするとバッテリー異常が認められて無償交換になるかもしれない、仮に有償でも新品を買うよりマシだと考え直し、修理に出すことにしました。

MacBookProの修理申込とセンター持ち込みの流れ

Macを修理にする方法としては次の通りです。

  • Appleストアに持ち込む
  • 最寄りのApple正規サービスプロバイダに持ち込む
  • 製品をAppleに郵送

できれば製品をチェックしてもらいたいので持ち込みすることにしました。

私が住んでいる札幌にはAppleストアはないためサービスプロバイダ(代理店)を探したところ、ビックカメラ札幌店が代理店であることがわかりました。

Appleのサポートページから持ち込み修理の予約をすることができ、私もこちらにAppleIDを入力して申込をしました。

 

予約した当日、札幌駅前のビックカメラ3階にあるApple製品修理サービスの専用ブースへ持ち込みしました。

MacBookProバッテリーが無料交換に!

ビックカメラのApple専用修理コーナーで受付の方へ予約していた旨を伝え、書類を記入して順番を待ちます。

持込したのが土曜日でしたのでかなり混んでいましたが、10分ほどして呼ばれました。

担当者へ実機をチェックしてもらい、症状を伝えたところ状況を把握したらしく、バッテリーの交換対応になると言われました。

しかも今回は無償で交換してくれるとのこと!

聞いたところによると、今回はバッテリー不良に当たるので1年の保証期間とは別扱いで。バッテリーはさらに期間が長く設定されているそうです。

今回はその期間内に該当したため、費用が発生しませんでした。

 

修理は1週間〜10日ほどかかるとのことでしたが、それぐらいなら問題ないので依頼することにしました。

修理の過程で他の部品に不具合が見つかり交換が必要な場合は費用が発生するが、その時は連絡をもらえることになりました。

そのままMacBookProを預け、ブースを後にしました。

修理完了後のMacBookPro

Macを預け、ちょうど1週間後に修理が完了したと連絡がありました。

その日のうちに引き取りに行きました。

(私の場合は行ける範囲だったので直接受け取りしましたが、遠方の場合は郵送してもらえるのかどうかは確認した方が良さそうです。)

ピタッとしまっており。膨張していた時のような歪みや隙間も無くなっていました。

 

バッテリー交換すると、キーボードを含めた部分がほとんど交換となるため、Type-Cの差し込み部分などにシールが貼られたままになっております。

(剥がさないのは、交換したということを証明する意味があるのでしょう)

 

本体部分歪みもなく、デスクに置いても安定しております。

 

キーボードも新しくきれいなりました。

 

バッテリー交換のメッセージも消え、これで安心してMacBookProを使うことができます。

 

以上、MacBookProのバッテリーを無料で交換対応したもらった件についてまとめました。

通常使用でバッテリーが自然劣化した時は有償対応になるのでしょうが、今回のように明らかにバッテリーに異常(不良)が見られた場合は無償で交換してもらえることがわかりました。

無償期間がどれぐらいかは明示されていませんが、感覚的に3年ほどかなと。

もし、MacBookを使っており、バッテリーが明らかに異常だという場合は無料で交換してもらえる可能性があります。

似たような症状が出ているのであれば、一度Appleストアか正規のサービスプロバイダ(代理店)に相談してみると良いでしょう。