モンベルがランドセル代わりのリュックを開発も今更大騒ぎするほどのこと?

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アウトドアメーカーのモンベル(mont-bell)が小学生のランドセルの代わりとなるリュックを開発したことが話題になっております。

日本の小学生は通学時にランドセルを背負うというのが未だに常識である中、その代わりとなるものを提案し、好意的な声が上がっているのだとか。

しかし、一部の地域では昔からランドセルの代わりになるリュックのようなものを使っており、今更大騒ぎするようなことではありません。

別にランドセルが悪いというわけではありませんが、そこまでこだわる必要はないと思います。

モンベルのランドセル代わりのリュックが好評な理由

話題になったのがこちらです。

要はランドセルは低学年の児童が使うには重く、最近は持ち物も増えて大変!

さらにランドセル自体も決して安いものではないので、軽くて安いものがないかということで開発されたということです。

 

この記事が紹介されると、子供にも保護者にも優しいリュックということで好意的な反応が多くありました。

しかし、実は一部の地域では昔からランドセルの代わりに別のカバンを使っているところもあります。

その中でも北海道小樽市と京都府のケースは比較的知られているのではないでしょうか。

 

今更ランドセル代わりのリュックが登場したということを、そこまで大げさに騒ぐ必要はない気がします。

ただし、今回モンベルの通学リュックを採用した富山県立山町がすごいのは、メーカーに小学生用として開発依頼し、そして全児童に無償配布するということ!

児童がさほど多くないからできるのでしょうけど、子供のためになる良い施策です。

モンベル以外のメーカーも小学生用の通学リュックを出せばいい

今回、ランドセル代わりのリュックが開発されたことがこれだけ話題になったのは、自治体が依頼し児童に無償配布するからというのもありますが、作ったのが有名アウトドアメーカーというのが大きいでしょう。

京都や小樽では、すでにリュックのようなものが使われていますが、作っているのは大手メーカーではありません。

やはり有名メーカーが作ったというインパクトは大きいですね。

 

これで注目されることがわかりましたので、他のメーカーも小学生用の通学リュックを開発するのも良いのでは。

同じアウトドアメーカーのノースフェイス(North Face)は中高生に人気のスクエアリュックがヒットしていますので、これを小学生向けに作ったら売れるのではないでしょうか?

ランドセルも悪くはありませんが、そろそろ小学生の通学カバンも多様化しても良いのではないでしょうか。

文部科学省などが積極的に呼びかけても、家庭の負担にならず、児童にも優しい取り組みをしてほしいものです。