前評判の悪かった大阪・関西万博は蓋を開けたら大盛況?

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開催されるまで先の話だと思っていた大阪万博(正式には大阪・関西万博)も2025年4月13日に開幕。

大阪で再び万博が開催されると決まってからは、祝福ムードなどなく、むしろ評判が悪い話題ばかり目立ち、これでは観客など入らず閑古鳥が鳴いた状態で大失敗に終わるのではないかと思っていたくらい。

ところがいざ蓋を開けてみると、初日から大勢の観客が押し寄せて、パンフレットをもらうのに2時間待ちとか、どうやら出だしは順調のようだ。

 

それにしても、大阪万博のことをあれだけこき下ろしていたマスコミやその取り巻きどもは、どう思っているのだろう?

開催されるまでは、税金の無駄遣いだとか、丸い大屋根の海外産の木材を使っているとか、挙げ句の果てに数億円もかけたトイレがしょぼいなど、言いたい放題。SNSでもネガティブな話題しか上がってこないので、ここまで歓迎されていない万博は大丈夫なのだろうかとマスコミの印象操作に踊らされそうになった。

そして、開催したらしたらで、運営が悪くスムーズに動けていないとか、大屋根の下でも雨か吹き込んでずぶ濡れとか、本当に悪口しか目にしない。万博を主導したのが維新の会なので、とにかく叩く材料があれば、これでもかというくらい下げ記事を書く徹底ぶり。よほど吉村知事や松井一郎氏、果ては橋下徹氏のことが嫌いなのだろう。

 

私自身、大阪は遠いので、わざわざ見にいきたいという気持ちにならないので、万博の話題について積極的に調べたりしていないが、それでも各種ニュースやSNSを斜め読みすると、本当に悪い話題の多いこと。

もしかすると、誰かが万博を礼賛する記事などを投稿しているかもしれないが、そういうのも叩かれるのだろうな。

万博の是非は置いといて、世論に流されて万博叩きをしている光景は、冷静に考えると異常な気がする。もしかすると20代〜30代前半の私だったら、世の流れに乗っかって万博反対と叫んでいたかもしれないが、長く生きてきたおかげで様々な角度で物事を見られるようになった。

そのせいか、もし余裕ができたら、1回万博を見に行ってみたいなという気持ちになっている。万博に行くのなんて1985年に筑波で開催された科学万博以来なので、もう40年も前。あの当時は結構盛り上げっており、楽しかったのを覚えている。今はそんなワクワクするようなイベントは少なくなってるのかもしれない、なんか寂しい気持ちになる。