初心者こそランニングタイツを履いた方が良い5つのメリット

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外でのランニングを本格的に始めるようになり、ようやく自分のペースがわかるようになってきました。

健康とダイエットのためでマラソンに出場して記録を作るというわけでは無いので、ゆっくりなペースで無理のない程度に走っています。

ランニングの場合は、近くに公園やランニングコースがある施設があれば、すぐにできるのも手軽で良いです。

また、必要なアイテムも最低限ウェアとシューズがあれば問題ありません。

それ以外にも帽子(キャップ)やサングラス、ランニングポーチなどがあるとさらに便利ですが、始めて間もなかったり走る距離が短いのであれば無理して用意する必要はありません。

しかし、可能であればランニングタイツは用意した方が良いです。

ランニングタイツは中級者以上のランナーが身に付けるイメージがあるかもしれませんが、始めたばかりの初心者こそ履いた方が効果・メリットが高いのです。

今回は初心者こそランニングタイツを履いて走った方がより理由・メリットについてまとめました。

初心者こそランニングタイツを履いて走ると良い5つのメリット

ランニングタイツは中級者以上のランナーが足をサポートしたりパフォーマンスが上がるようにするために身に付けるものというイメージがあります。

確かに間違いではありませんが、それ以外にも様々なメリットがあり特に初心者にとって効果があります。

具体的には次のようなメリットがあります。

  1. 締め付けによる筋肉サポート
  2. 膝のサポート
  3. 保温
  4. 股ずれ・内もも擦れ防止
  5. 汗の吸収効果

特に初心者にとって効果が大きいのは4と5です。

順に説明します。

 

締め付けによる筋肉サポート

1つ目は主に太ももとふくらはぎ部分の筋肉のサポートです。

ランニングタイツも様々な種類がありますが、走ることに特化したものは足の形にあわせ立体的に縫製されているものも。

そうで無いタイプでも、基本的に締め付けが強いものが多いので、履いて走ることで筋肉をサポートし、終わった後の筋肉痛などを和らげる効果があります。

特にふくらはぎは筋肉痛と共にむくみも気になりますが、ランニングタイツの引き締め効果が和らげてくれます。

 

膝のサポート

筋肉の引き締め効果と共に気になるのが膝です。

特に年齢を重ねるとどうしても膝の負担は大きくなります。

そんな時のために、ランニングタイツの中にはテーピング効果を得られるような縫製をしている製品もあります。

膝が心配であれば、できればそのようなタイプのランニングタイツを履くと良いでしょう。

ランニングタイツに加えて膝サポーターをつけれは更に良いでしょう。

(なお、走ったり歩いたりして膝に痛みが走るようであれば、すぐに中止して無理がないようにしてくださいませ)

 

保温

これはランニングタイツだからというわけではなく、一般的なタイツやレギンスなども同様ですが、履くことにより保温効果を得られます。

特に冬場のランニングは冷えますので、ランニングタイツを1枚履けば寒さも和らぎ動きやすくなります。

昔の小学生のように冬でも半袖短パンで体育の授業を受けるわけではありませんし、季節に合わせて着るものも合わせれば良いのです。

 

股ずれ・内もも擦れ防止

そして初心者にこそランニングタイツをオススメしたい大きな理由の1つが股ずれ防止です。

ランニングを始めたばかりの頃はフォームも定まらずバラバラで、肌と肌が擦れてしまう走りになることが多いです。

そんな時に1番肌に負担がかかるのが股の部分と内もも、特にX脚だと擦れる可能性が高くなります。

それを防止するのに効果的なのがランニングタイツです。

お尻からしたの部分を密着して覆い肌の露出をなくしますので、仮に走っても肌が直接擦れて痛くなることはありません。

股の部分も下着をしっかり密着させるので、生地の擦れもほとんどなく快適に走ることができます。

走り方に不安がある時期は、ランニングタイツを履いて肌の擦れを防止するのが良いでしょう。

なお、他に擦れるところが多いのが乳首、何も対策していないとすごく痛くなることが多くて困ります。女性の場合はスポーツブラを身に付けることで防止することが可能ですが、男性の場合は困りもの。対策としては絆創膏を貼り付ける、ワセリンを塗る、コンプレッションウェア(ピチッと密着するやつ)を中に着ることで防ぐことができます。

 

汗の吸収効果

最後は特に汗っかきの場合に非常に有効です。

私も非常に汗っかきでランニング・ウォーキングをすると、とにかく汗が止まらず、とにかく全身から吹き出します。

下半身も例外ではありません。

終わった後のランニングタイツは本当にびしょびしょですが、これが逆に走る時にとてもメリットがあったのです。

もし、ランニングタイツを履かずに走っていると足に汗が滴り落ち、そのままシューズの中まで入り込んできます。

過去にランニングタイツを履かずに走ったことがあるのですが、その時のシューズの不快感は非常に悩ましいものでした。

でもランニングタイツを履いていれば、シューズに入り込む前に汗を吸収しれますので気にせず走ることができます。

ランニングタイツにこのような効能はあまり考えていないはずなのですが、実際に身に付けてみて気づいた意外なメリットでした。

もし汗っかきで困っているのであれば、ランニングタイツを履いて走るのをオススメします。

特に夏場には効果を発揮してくれることでしょう。

ランニングタイツを履く時に気になることや注意点

私が実際に履いて実感した経験も含め、ランニングタイツのメリットを説明しました。

ただ、実際に履くとなると気になることも多いかもしれません。

特に多いのが次の2つです。

  • ランニングタイツの上に何か身に付けた方が良いのか
  • ランニングタイツを履く時、下着は身に付けるべきか

 

ランニングタイツの上に何か身に付けた方が良いのか

1つ目はランニングタイツを履いたら、その上にショートパンツなど身に付けるようが良いのか?

あるいは何も身に付けずタイツのまま走って良いのか。

結論からいうと、どちらでも構わないです。

メーカーによると、ランニングタイツの上には何も身に付けないことを想定して製造しております。

実際、長距離のプロアスリートが練習するときはタイツの上には何も身に付けません。

これはショートパンツなどを履くことで動くのに邪魔になるからです。

しかし、プロアスリートでない市民ランナーなどであれば、周りの目などもありますから、ヒップのラインなどが出て恥ずかしい場合は普通に履いて良いと思います。

ちなみに私の場合は、ポケットにスマホを入れるのと前の部分の出っ張りを見せるのが憚られますので、ショーパンを履いて走っています。

 

ランニングタイツを履く時、下着は身に付けるべきか

そしてもう1つ気になるのがランニングタイツを履く時に下着は身に付けた方が良いのかということ。

これについては、必ず履くようにするべきです。

理由は、ランニングタイツの内側の縫製は、そこまで丁寧ではありませんので、直接履いてしまうと肌の擦れがひどくなることが多いです。

そのためにも下着を身に付けてデリケートな部分をしっかり守る必要があります。

実はメーカーによっても方針はバラバラで下着を必ず身に付けるのを推奨しているケースとそうでないものがあります。

それ以外にもランニングタイツの生地の厚みはバラバラで、薄いタイプだと透けてしまう恐れもあります。

中に身に付ける下着はスポーツ用のアンダーサポーターがオススメです。

それ以外でしたら、男性ならボクサータイプのブリーフなど密着したもの、女性も同様なタイプかTバックなどでも良いでしょう。

初心者にオススメのランニングタイツは

ここまで初心者にこそランニングタイツを身に付けるのがオススメな理由・メリットなどをまとめました。

では、実際にどのようなランニングタイツが良いのか?

基本的にはどのようなものを選んでいただいても問題なく、最近ではユニクロでも安くて良い製品が出ております、まずはこれを試してみると言うのもありです。

しかし、しっかり走るのであれば、やはりランニングに特化したものを選ぶのがオススメです。

スポーツメーカーから出ている製品を選べば、まず間違いはありません。

世界的なブランドであればアディダスやナイキ、アンダーアーマーなど。

日本のメーカーであればアシックスやミズノが良い製品を出しております。

もう少し価格を抑えたいのであれば、男性ならSKINS、女性ならワコールのCW-Xも良いです。

 

次にランニングタイツにも、太ももまでのショート、膝までのミドル、足首まで覆うロングタイプがありますが、初心者はロングタイプが良いです。

ふくらはぎもしっかりサポートでき足の負担も少なくしてくれます。

外を走るなら紫外線の防止にもなりますので、出来るだけ肌の露出は抑えられた方が良いですね。

 

ちなみに私はナイキのロングタイプのランニングタイツを愛用しています。

ナイキにした理由は大したことではなく、単に好きなブランドでスポーツメーカーのものであれば間違い無いからです。

 

今回はランニングするためと言うことで取り上げましたが、もちろんウォーキングやちょっとした散歩でランニングタイツを身に付けるのも効果ありです。

これから健康やダイエットのために頑張って走ったりウォーキングにチャレンジするのであれば、ランニングタイツが1つあると効果がアップすること間違い無いでしょう。