今は諸事情から手放してしまったのだが、2000年代初めに購入したミニコンポを実家から譲り受けた。年数は経っているがスピーカーは結構性能が良く、まだまだ良い音を出してくれていた。
しかし、ここ数年、音楽を聴くときはスマホかノートパソコンでしか再生していない。ノートパソコンに内蔵されているスピーカーの性能も良くなっており、それなりにいい音で聴くことができる。
でもせっかくならば、本格的なスピーカーで音を鳴らしてみたくなり、ノートPCとコンポを接続して再生したやり方について取り上げてみた。
Macと接続するのは20年前のONKYO製ミニコンポ
今回繋げるのは、20年以上前に買ったONKYO(オンキョー)のミニコンポ、これを実家から貰い受けた。見た目は、20年前のものと思えないほどしっかりしており、今でも売っていてもおかしくないかも。
今回引き取ったミニコンポはオンキョーの「INTEC 205」というシリーズ、アンプはA-905Xという型番で、なんと1999年に発売されたものだった。あとはCDプレーヤーがあるが、今は手元にないので多分使わないだろう。
このミニコンポをノートPC(MacBookAir)につなげてみる。
つなげる方法はいろいろあるが、とりあえず今回は音質にそこまで拘らず普通に聴ければ良いので、シンプルに、アナログのオーディオケーブルでつなぐ方法を選択。
(ハイレゾ音源があればDACを使ってデジタル信号をアナログに変換するなど拘っても良いが、そこまでやるには予算的に難しので断念。)
使うケーブルはこちら、コンポ側は赤と白の端子、パソコン側は黒の端子のもの。
コンポ側に出力端子の差込口があるので、LINE2という場所に、ノートPCはイヤホンやヘッドホンをつなげる3.5mmの差込口に接続する。
あとは、アンプのINPUTのつまみをLINE2にし、パソコン側ではいつも通り音楽を再生するだけ、外部スピーカーに設定し直すなどの特別な設定は不要。
一通りつなぎ終わったあとに再生を試みる、最初は音が出ずダメなのかなと思ったら、調べてみたらパソコン側の音量ボリュームが小さくなっていたことが判明。音量を上げたら、無事スピーカーから音が出た!
このあと、ラジオも聴けるか試すため、radikoのサイトにアクセスしたところ、こちらも無事に聴くことができた。
20年もののミニコンポも、ノートPCと接続して、ネットオーディオとして生まれ変わった!
古いミニコンポはアイテムを追加すればBluetoothスピーカーにもなる
今回は古いミニコンポをオーディオケーブルをつなげただけだが、十分に楽しめる音が出たので基本的には満足である。もっと本格的になるなら、ワイヤレス接続をしても良い、要はパソコンやスマホをBluetoothで飛ばしてつなぐ方法もある。
20年前のコンポは、当然のことながらワイヤレスの機能などおろか、USB端子すらない。
そこで、ステレオにBluetooth受信用の端子(レシーバー)をつけることで、無線化すると良い。
もし、家に眠っているコンポがあれば、試してみるのもありかもしれない。