ビートたけしの兄弟に東大卒がいるのは本当か?兄の学歴を確認

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ビートたけしの兄は高校生のときにGHQの通訳をやっていた。

2020年11月にNHKで放送された「たけしのその時カメラは回っていた」でたけしさんがお兄さんの秀才ぶりについて語りました。

たけしさんは四兄弟の末っ子で、上に3人兄がおり、いずれも優秀であることが知られております。

中には東大を卒業した兄弟もいるという噂もあるのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回はビートたけしさんの兄弟の学歴について調べてみました。

ビートたけしの兄弟構成について

まずはビートたけしさんの兄弟構成についてまとめました。

たけしさんは四男一女の5人兄弟です。

  • 長男:重一さん
  • 次男;勝さん
  • 長女:安子さん
  • 三男:大さん
  • 四男:武さん

こちらは2016年にNHKで放送されたファミリーヒストリーで紹介されました。

長男の重一さんと次男の勝さんは既に故人となられております。

長女の中山安子さんは一般人で、ファミリーヒストリーで初めてカメラの前に登場しました。

三男の大さんは大学教授としてテレビにもよく出られてますので、よく知られております。

ビートたけしの兄弟の学歴|東大を卒業したのは本当なのか

続いて、兄弟の学歴について。

兄弟の中で大学まで進んでいるのは長男の重一さん、三男の大さん、四男の武さんです。

次男の勝さんは武さんが生まれる前に亡くなっており、長女の安子さんは母のサキさんが女性に学歴は不要という考えだったため進学していないものと考えられます。

 

3人の進学先は次の通りです。

  • 重一さん(長男):千葉大学
  • 大さん (三男):明治大学
  • 武さん (四男):明治大学

3人とも東大に進学しておりませんが、いずれも当時としては優秀な大学を出ています。

(武さんは除籍になったものの、後に特別に卒業を認定される)

 

重一さんは大学卒業後、宇野製作所に技術者として入社、その後取締役営業本部長まで出世されております。

高校生の時に既に英語を話すことができたためGHQの通訳をしたり、こっそりと先生をしていたのも重一さんです。

たけしさんは長男が一番優秀だったと振り返っていました。

 

三男の大さんは卒業後は化学者として明治大学で教鞭をとり、退官後は淑徳大学、秋草学園短期大学の学長を歴任されました。

また、テレビのクイズ番組にも度々出演され、タレントとしても活躍されています。

 

たけしさん自身は大学除籍後はコメディアンとして活躍、その後は映画監督としても活躍しているのは知られた通りです。

2005〜2008年には東京芸術大学大学院で特別教授として教壇に立っておりました。

結局、誰も東大を出たわけではありませんが、いずれも優秀であることには変わりありません。

ビートたけしの兄弟が東大卒と伝わってしまった理由

結局、たけしさんの兄弟に東京大学を卒業した人はいませんでしたが、なぜそのように伝わってしまったのでしょう。

昔からたけしさんには兄弟がおり、とても優秀であるということは業界では知られていたようです。

兄の大さんも大学教授であることから、その上のお兄さんはさぞ優秀なのだと伝わってしまっていたのかもしれません。

そのため「優秀=東大を卒業した」と誤解されてしまい、それが広まってしまったのが実情のようです。

 

昔は今のようにSNSなどなく、口伝えで噂が広まってしまうのが普通で、たけしさんの知らないところでそのように伝わってしまったのでしょう。

ですので、たけしさんも違うと訂正することもできず、そう信じられたのでしょう。

現在はファミリーヒストリーなどで兄弟のことも明らかになっておりますが、一部にはたけしの兄は東大卒だとそのまま覚えている人もいるのでしょう。

そのため、まだそういう話が絶えないのが実情のようです。

東大を出ていようが、そうでなかろうが、たけしさんと兄弟が優秀だということは確かです。