毎年クリスマスの季節になると、さまざまなクリスマスソングが流れてきます。
山下達郎さんの「クリスマスイヴ」やワム!の「ラストクリスマス」が流れることが圧倒的に多いですね。
他にも色々なクリスマスソングがありますが、個人的に一番好きなのはDREAMS COME TRUEの「WINTER SONG」です。
ドリカムの曲としては珍しく全編英語詞で書かれておりますが、意味がわからなくてもなぜだか心に沁みますね。
ところで「WINTER SONG」は元々日本語で書かれた「雪のクリスマス」という曲があることをご存知でしょうか。
ドリカムファンなら当たり前すぎることでしょうが、それ以外人々からしたら、あまりにもに英語の曲の方が有名すぎるため日本語詞の存在はあまり知られていないかもしれません。
私は一応知ってはいたのですが、それでも滅多に流れることがないため日本語曲の存在を忘れてしまうことがあります。
ドリカムの「雪のクリスマス」、いったいどんな曲なのでしょう。
DREAMS COME TRUEの「WINTER SONG」と「雪のクリスマス」
まずは有名な英語詞の「WINTER SONG」から。
昔からある曲なのでMV(ミュージックビデオ)に西川隆宏さんがいますね。
やはりこの曲は冬にピッタリ!
雪景色のシチュエーションにもよく合います。
そして、こちらがWINTER SONGの日本語詞の曲である「雪のクリスマス」です。
当然ながらメロディは同じですが、歌詞に英語がない純粋な日本語だけ使われていますので、もしかすると初めて聞いた時は違和感を感じるかもしれません。
それほど英語詞がはまっていた曲なのですが、日本語バージョンも何度も聴いていくうちに好きになると思います。
「WINTER SONG」と「雪のクリスマス」。
英語詞が有名なので先にこちらが作られたと思われがちですが、実は先にできているのは日本語の「雪のクリスマス」です。
「雪のクリスマス」は8枚目シングルとして1990年11月21日にリリースされております。
オリコンチャートは最高で5位でしたが、ドラマやCMなどのタイアップはないため、それほど知られていないのかもしれません。
「WINTER SONG」は14枚目シングルとして1994年1月7日発売されております。
こちらはアメリカ映画「めぐり逢えたら」の日本版オープニング・テーマに採用さて、テレビCMでもよく流れておりました。
また、この時期はドリカム人気が爆発し始めており、英語版の認知度が高いのだと思われます。
「WINTER SONG」はその後発売されたドリカムのアルバムによく収録されていたのですが、「雪のクリスマス」はシングル発売されたのみで、長らくベストアルバムなどに収録されておりませんでした。
そのことから知る人ぞ知る隠れた名曲のようになっておりました。
しかし、2016年にしかし、2016年にスバルのCMに採用されたのをはじめ、同年「THE ウラBEST! 私だけのドリカム」にボーカルを新録バージョンが収録され、だんだん知られるようになりました。
それでも、やはりテレビやラジオでかかるのは「WINTER SONG」がほとんどなので「雪のクリスマス」はなかなか耳にする機会はありません。
もし、日本語の歌詞を噛み締めてみたいのであれば、一度「雪のクリスマス」を是非聴いてみてください。
まあ、どちらも名曲には変わりないのですが。