握力が強いと長生きなのは内臓も強いからだという理由が興味深い

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先日、NHKのテレビ番組「ガッテン(ためしてガッテン)」をたまため観たのですが、「握力が強いと長生きするのはなぜ?」という内容が取り上げられてました。

握力166kgの男性が登場して、りんごを握り潰したり、くるみを軽々と割ったりと規格外のバカ力を発揮していました。

どうやったらそんな握力になるのかというのも興味があったのですが、本題とは関係ないので放送ではスルーされていました。

本題は「握力が強い人は長生きをする」というものだったのですが、これがまた興味深いものでした。

握力が強いと長生きする理由は?

ちょうど時間があり、興味のある内容でしたので、この放送を見ていました。

握力が強いとなぜ長生きできるのか?

ちゃんと順を追って説明されており、なるほどと思った内容でした。

 

簡単に整理すると、

  • 握力が強いと、全身の筋力も強い
  • 内臓や心臓の筋力も強い傾向

本編では専門的な物質が分泌されている話もしていましたが、簡単にまとめると握力が強ければ、全身の筋力も強い。

さらに内臓や心臓の筋力も強いので病気になりにくいと、しっかりと理論づけられた明確な理由が示されていました。

どれぐらいの握力があれば長生きできるのか

握力が強ければ長生きするというのはわかりましたが、実際にどれぐらいあれば強いといえるのでしょうか。

番組では次のように紹介されていました。

65歳未満なら、

  • 男性:39.5kg未満
  • 女性:23.5kg未満

65歳以上なら、

  • 男性:29.5kg未満
  • 女性:16.0kg未満

これくらいなら、ちょっとトレーニングすれば達成できそうな気がしてきました、

番組が放送された直後は、気になった視聴者が多かったようで、一時的に握力計が急激に売れるという現象も起きていました。

やはり長生きしたいと思う方は多いようで、気になって自分の握力がどれくらいあるのか測ってみたくなったのでしょう。

握力を強くするならスクワットがオススメ

握力が強ければ長生きするのだと、早速100円ショップなどで握力を鍛えるグッズなどを買ってこようかと思ってしまいそうですが、実はもっと効率的に握力を鍛える方法があります。

実際に番組で紹介されていた方法で、握力を強くしたいのならば全身の筋肉を鍛えるのが良いと説明されていました。

全身のトレーニングをすることで、体内にタンパク質が行き渡り、握力に使う筋肉も自然と強くなるからです。

 

オススメは全身の7割をしめる筋肉が集まっている下半身のトレーニングです。

スクワットが一番効果がありますが、難しければウォーキングでも十分効果が得られます。

単純なスクワット運動はきつければ、スクワットマジックのようなアイテムを使うのもありです。

最近は筋トレブームでもありますし、単に身体を鍛えるだけでなく、健康にもよく長生きできるならば一石二鳥でしょう。

これで筋力アップして長生きするため、毎日少しづつでもスクワットやウォーキングを習慣にするといいかもしれません。