台風がまたまた近づいているものの、今日も朝から良い天気でした。
前日、ジムで少し気合を入れて走りすぎ、朝起きるのがつらかったですが、今日も頑張ろうと思い、ご飯を食べた後に作業に取り掛かりました。
さて作業に取り掛かろうとした時、それは突然起こりました。
突然の地響き!何が起きているのだ?
突然「ドーン!」という地響きが鳴りました。
まあ、すぐに止むだろうと思い、そのままやり過ごしていましたが、今日は断続的に鳴り響きます。
最初はカミナリなのかなと思いました。
でも、こんな天気が良い時にありえないし、何よりもカミナリは「ゴゴゴゴ〜」という感じで響いて来るものです。
今回はそれこそ「ドカーン、ドカーン」とさらにずっしりと重く、地面も揺れるような感じです。
次に思いついたのは、近くの山で石か何かを採掘しているのかなということです。
その時に、ダイナマイトで爆破した時の音かなあと想定したのですが、現在の札幌ではそのような採掘作業は行われていないはずです。
(イメージ)
かつては、今の石山緑地で札幌軟石という石を切り出していました。
しかし現在は、もう稼働していないので、それもありえません。
よくよく考えると、1週間ぐらい前から、同じような地響は聞こえておりました。
その時は数分程度で鳴り止みましたので、気にも留めなかったのですが、今日は1日中鳴り響いています。
これはさすがにおかしいと思い、色々と調べてみました。
正体は陸上自衛隊の演習
グーグルさんで調べてみると、同じように思っていた人はたくさんいたようで、何が起きていたのか、あっさりとわかりました。
ドーンという大きな音の正体!
それは、恵庭市にある陸上自衛隊の大演習場島松地区で戦車の射撃訓練が行われていたのです。
なるほど、戦車の砲撃であればそれぐらいの地響きが起きてもおかしくないですね。
思い返すと、確かに大砲から発射される感じのドーンという音でした。
また、北海道新聞にも記事がありました。
「札幌で「ドンドン…」 問い合わせ相次ぐ 恵庭の射撃訓練音か」
札幌市内で29日、雷や地響きのような音が断続的に聞こえるという苦情が、札幌市や同市消防局、陸上自衛隊北部方面総監部(札幌)などに相次いだ。
総監部によると、札幌市中心部から25キロほど離れた恵庭市の陸自北海道大演習場島松地区で、同日午前7時から午後5時まで戦車の射撃訓練が行われていた。総監部広報室は「騒音の原因となった可能性がある」としている。
中央区や南区、東区など広い範囲の市民から電話が寄せられており、市は午後3時ごろ、総監部に配慮を要請した。
総監部によると「特別な弾薬などを使ったわけではなく、通常の訓練。仮に訓練が騒音の原因だとすれば、札幌まで響くのは珍しい」とのことである。
これで、原因はほぼ確定です。
そういえば、今日はいつもよりヘリコプターが飛んでいる気もしました。
いつもはちょっと音が気になる程度ですが、今日は断続的に続いているので、さすがにうるさかったです。
しかし、25kmも離れていてこれだけ響くのもすごいですね。
普段なら珍しいとのことですが、風のせいもあるでしょうが、先日来た台風の影響で雨が降って地盤が多少緩んでいたのかもしれませんね。
(あくまでも素人の推測の域ですが)
「札幌ドーン」がTwitterのトレンド入り
やはり、普段こんなことがないためか、Twitterでは「#札幌ドーン」というハッシュタグでトレンド入りしていたようです。
実際に検索をすると、かなり多くのツイートがありました。
少し覗いてみると、札幌市民は大騒ぎしていたようですが、演習場のお膝元の恵庭市民の皆様はいつものことらしく、逆に騒いでいることにびっくりしていたようです。
まあ、うるさいというのもわからなくないのですが、最近は近隣諸国の動きもあるので防衛に力を入れるのは致し方ないとは思います。
北朝鮮のミサイルや、中国が尖閣諸島に近づいたりしてますので。
話し合いで分かり合える相手であればいいのですが、今までの動向を見る限りでは、もう厳しい局面に入りつつあるのかなあと感じます。
ちなみに、私の場合は長年本州(東京)にいたこともあり、北海道に移住してきた当初は、一般道路を当たり前のように自衛隊のトラックが走っている姿を見るだけでびっくりしたものです。
都内にも市ヶ谷に自衛隊の駐屯地がありますが、街中を自衛隊のトラックなどが走っているのを見かけることは、まずありませんでした。
多分、北海道だけではなく、他の地域でも同様なケースは多々あると思いますが、ちょっとしたカルチャーショックを受けた出来事でした。