北海道の小中高の夏休みは短いですね。
日本のほとんどの地域では7月20日過ぎぐらいから、8月31日までが学校が休みなのですが、北海道では8月21日ごろから2学期がスタートします。
なぜ短いのか、気になって調べてみました。
北海道の夏休みは短い!
北海道では夏休みの期間が他の地域と違います。
始まりは7月20日ぐらいと同じぐらいなのですが、夏休みはの終わりは8月18〜20日ごろと短いのです。
私が小さいころに、両親や親戚などから聞いて知ってはいたのですが、そうではない人が聞くと、結構驚くようです。
その逆も然り、道民が他の地域では8月31日まで夏休みだと聞くとびっくりするみたいです。
(つまり、道内では夏休みは8月20日ごろまでというのが常識ということですね)
北海道の夏休みが短い理由
でもなぜ、北海道の夏休みは短いのでしょうか?
それは、北海道の冬の事情が関わっているのです。
実は夏休みが短い分、冬休みが長いのです。
全国的には12月25日から1月8日ぐらいまでですが、北海道では1月15日ぐらいまであるのです。
そうなった理由は、雪が降る地域という特性が関わってきます。
雪が降り道がふさがってしまうため、通学に不便だからということです。
その点を考慮して、昔の文部省(今の文部科学省)で特例として設けたそうです。
これが良いのかどうかはわかりませんが、長年そういう日程で過ごしてきた道民にとっては、それが当たり前になっているのでしょう。
実は北海道以外にも夏休みが短い地域がある
このように、夏休みが短く冬休みが長いのは北海道だけなのかなと思っていました。
でも、本当にそうなのか気になるので調べてみたら、どうやら北海道だけではないようでした。
某百科事典サイトでは、北東北(青森、岩手、秋田)や長野県、岐阜県の山間部などの寒冷多雪地域でも夏休みが短いところがあるようです。
考えてみれば、納得ですね。
(しかし、同じく豪雪地帯の新潟が含まれていないのは疑問ですが・・・)
でも、夏休みが長い短いなどと言っていられるのは小中高時代だけです。
(逆に大学生は休みがやたらと長いですが)
社会人になると、夏休みなんて1週間取れれば万々歳ですからね。
というわけで来週になったら、小学生がランドセルを背負って通学する姿が北海道では見られることでしょう。