2000年代後半からミニマリズムにハマり、今ではほとんど物を持たないミニマリストになりつつある。
物を手放すと、不思議なもので何かに取り憑かれるように、とにかく物を捨てたくなる衝動に駆られ、最終的には家を捨ててカバン1つだけの持ち物で生活したいなと思うようになる。
でも、実際のところカバン1つだけの持ち物で住まいを転々とする、いわゆるノマドのような生活をするには、当然ではあるがメリット・デメリットがある。
一度、カバン1つだけで暮らすことのメリットとデメリットを洗い出して、最終的にどちらが自分のライフスタイルに合っているのか考えてみたいと思う。
カバン一つで暮らす「ノマドライフ」の甘い罠と厳しい現実
今回は、余計な前置きは無しで、率直に私が思うカバン1つだけの持ち物で生活するにあたってのメリットとデメリットを抽出してみた。
メリット
- 大きな家具や家電を持つ必要がない
- 基本的には炊事・洗濯・掃除などの家事負担が大幅に減る
- ホテルやAirbnb(民泊)住まいが基本なので、旅行気分で拠点を転々とできる
デメリット
- とにかくお金がかかる(宿泊、食事、洗濯、交通)
- 宿泊場所の予約を毎回しないといけないので手間がかかる
- 荷物や郵便物の受取も毎回調整が必要
- 住民票の登録に悩む
- 住所が不定なので金融口座などの開設が不便
狭い部屋こそが最強のツール。私が「固定の拠点」を選んだ理由

メリットとデメリットを並べてみたが、結局どちらを取るかは人それぞれなのかもしれない。
現在の私自身の生活スタイルを考えると、カバン1つで暮らすのはデメリットが多いことがわかった。
現在は決まった場所に出勤し、出張もほとんどないので、様々な地域を転々とするという暮らしはしていない。
それでも近くのホテルやAirbnbを利用して宿泊場所を転々とする暮らし方もあるが、その都度予約するのが面倒だし、やはり出費が大きすぎる。
それなら、狭いワンルームでも月2〜3万円で部屋を借りて過ごした方が割に合う。
少なくとも自宅があるというだけでも安心感はあり、持ち物は少ないとはいえ、普段は持ち歩かないものを部屋に置いておくこともできる。
最終的には、やはりお金!
宿泊場所を転々とするアドレスホッパーのような生活は、宿泊費は当然ながら、毎回の洗濯も結構コストが高くつく。
そしてほぼ外食になるので、食費も結構かかる。
これが自宅ならば、家電があれば洗濯代は大したことないし、自炊もできるので、健康的でもある。
結局、私は面倒なことと余計なお金がかかることが好きではなく、それを実現するには、持ち物を極力少なく、本当に必要なものに絞り、狭い部屋で暮らすのが合っていると思う。
部屋が狭ければ光熱費もかからず、掃除する場所も少ないので、家事は結構楽である。
どうやら、私には、頻繁に拠点を転々とするノマドやアドレスホッパーの暮らしは向いていないらしい。年齢的にも移動する体力もきつい。
今は賃貸暮らしだが、将来的にはお気に入りのタイニーハウスで、管理しきれる分だけの持ち物に囲まれて過ごしたい。
それが私にとっての、究極のミニマリズムなのかもしれない。
