先日、富良野のファーム富田へラベンダーへ行ってきました。
ファーム富田にはラベンダー以外にも様々な花が栽培されています。
その中で大きなピンクの花を見かけました。
(冒頭にある写真の花です)
これはハマナスです。
ハマナスというと北海道を象徴する花の1つと知られております。
あとで調べてわかったのですが、ハマナスは北海道の花に指定されているのです。
つまり他県で言うところの県の花(県花)ですね。
北海道の花というとそれこそラベンダー、あるいはスズランやライラックではないかと思ってました。
(スズランやライラックは札幌市のシンボル)
ラベンダーは上富良野町、中富良野町のシンボルです。
(富良野市は意外なことにエゾムラサキツツジです)
ちょうど良い機会なので、道の木や道の花などの、いわゆる北海道のシンボルについて調べてみました。
(以下、すべて道庁サイトの該当ページを参照)
道の花「ハマナス」
これは先ほど触れたとおりです。
昭和53年7月26日に指定されました。
北海道110年を記念して一般公募を行なわれ、
- 「純朴、野性的で力強い」
- 「花の色が鮮明で、葉も美しい」
- 「生命力が強く育てやすい」
など、北海道にふさわしい花という多くの意見により選ばれました。
一般公募なら文句のつけようがありません。
道の木「エゾマツ」
これも意外でした。
北大のポプラ並木のイメージからポプラの木か、秋になると実と葉が真っ赤になるナナカマドかなと思っていました。
こちらは昭和41年9月30日に指定されました。
同じく道民の投票により決定されました、
北海道を代表する針葉樹であり、高く伸びた姿は躍進する北海道の象徴とされています。
雄大さを考えれば、これがふさわしいのでしょうね。
道の鳥「タンチョウ」
この鳥については、今のところ日本では北海道にしか生息していないので納得です。
他にもオオワシとかエゾフクロウなどもふさわしそうですが、やはりタンチョウでしょう。
昭和39年9月1日に指定されました。
こちらも道民の投票により決定しました。
純白で美しい姿とともに北海道を代表する鳥として広く親しまれ、天然記念物として保護されています。
今のところ正式に指定されているシンボルはこの3つです。
他に道の動物とか道の魚とかありそうですが、今のところありません。
北海道命名150年を記念して投票しても良さそうですね。
動物だとやはりヒグマなのか?
あるいはエゾシカやキタキツネも候補になりそうです。
魚はやはり鮭でしょうね。
サンマとかホッケもいいですけど、実際にアンケートをとったらどうなるのか気になりますね。
なお、他の都府県のシンボルなども気になるかもしれません。
以下のページに一覧がありますので、興味があればご覧くださいませ。