私はパラレルワーカーとして、外の仕事ではメンバーを取りまとめる立場にあるが、その中で、1人、どうしても手抜きと虚言を繰り返す人物に悩まされている。
PCのログなど明らかな証拠があるにもかかわらず、ミスを指摘しても「やっていない」と嘘や言い訳を繰り返すのだ。
自分は悪くないという態度を崩さない彼に、周囲も疲弊している。
こういう人間は、どんな場所にも少なからず存在するものである。
そんな時、ふと思い出した本がある。
M・スコット・ペックの『平気でうそをつく人たち』だ。
時代が変わっても「嘘つき」は変わらない。名著が解き明かす、罪悪感なき心理

子供とは違い、大人が嘘をつくというのは、ほとんどが意図的なものである。
そして、虚言癖がある大人は、嘘をつくことに罪悪感を感じることがない。
『平気でうそをつく人たち』は初版から30年近く経つが、そこに書かれていた「嘘をつくことに罪悪感を持たない人々」の心理は、2026年の今も全く色褪せていない。
出版された当時、嘘をつく人たちの心理はこういうものなのかと、興味深く読んだ。
細部は記憶の彼方だが、『彼らには罪悪感がない』という衝撃だけは鮮明に残っている。
また、社会的地位の高い人でさえ嘘つきは存在するということも、微かに記憶に残っている。
2026年の今でも、仕事やプライベートでの人付き合いもそうだが、SNSで誰もが発信できる現代、この「平気でうそをつく人」はより身近に、そして巧妙になっているのではないか。
仕事上、関わりをゼロにするのは難しいが、まずは「彼らは自分たちとは違う理屈で生きている」と理解し、適切な距離を置く。
それこそが、自分自身の平穏を守るための処世術なのかもしれない。
そんな時に、今回取り上げた書籍は参考になるかもしれない。
私も機会があれば、読み直してみようかと思う。

![平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学【電子書籍】[ M・スコット・ペック ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/rakutenkobo-ebooks/cabinet/6990/2000004086990.jpg?_ex=128x128)